青野ダムでどうしても1匹釣りたい。
サイズにはこだわらないから、とにかく魚からの反応が欲しい。
私が初夏から秋にかけて、そんな時に頼りにしているのが堰上池です。
(堰の上にあるから堰上池=勝手に命名しました。)
青野ダムへ釣りに行っても、私は最初から堰上池へ入ることはほとんどありません。
まずは本湖のポイントを回って、その日にやりたい釣りをします。ベイトタックルでハードルアーを投げることもあれば、いろいろなルアーを試すこともあります。
それでも反応がない。
「サイズは関係ない。今日は何とか1匹釣りたい」
そんな時に最後に入るのが堰上池です。
だから私にとって堰上池は、**初夏から秋にかけての“最後の切り札”**のような場所になっています。
この記事では「堰上池ではこうすれば釣れる」という攻略法を書くつもりはありません。
私が実際にどこを狙っているのか、どんな反応があったのか、そしてその経験から何を考えて釣っているのか。
それを紹介します。
同じ釣り方を試してもらうのも、自分の得意な釣り方に置き換えてもらうのもOKです。
堰上池を自分なりに攻略するヒントのひとつとして読んでもらえればと思います。

堰上池ってどんなポイント?


上の画像はマップの水色の矢印P①から、下の画像はマップ水色矢印P②から見た写真です。
私が堰上池を意識し始めるのは、だいたい初夏から秋です。
春ごろに堰上池で釣りをしても、私の場合はほとんど反応を得られていません。
ところが初夏に入るころから、フックには乗らないような小さなアタリが増え始め、夏になると小バスが釣れるようになります。
その反応は秋まで続き、私の感覚では11月ごろまでは堰上池を選択肢に入れています。
冬場と植物が茂る時期の比較
堰上池は、季節によって周囲の景色が大きく変わります。
冬場は植物が少ないため、水面や岸際の様子がよく分かります。一方、初夏以降になると植物が大きく成長し、冬場とは同じ場所とは思えないほど景色が変わります。
岸際まで植物が張り出す場所もあるため、季節によって岸から見える範囲やキャストできる場所も変わってきます。

【マップ水色矢印P③からみた画像(冬)】

【マップ水色矢印P③からみた画像(夏)】
ただし、これだけで**「春の堰上池は釣れない」**とは考えていません。
堰上池は、池全体の半分以上がおかっぱりから釣りのできない場所です。
春はそうした岸から狙えないエリアに魚が集まっていて、私が釣りのできる範囲に魚が少ないだけなのかもしれない。
最近はそんなことも考えています。
これはまだ私の仮説なので、今後の釣行で確かめてみたい部分です。
私にとっては「最初のポイント」ではなく「最後の切り札」
堰上池で小バスが釣れるなら、最初からそこへ行けばいい。
そう思われるかもしれません。
でも、私の場合はそうではありません。
青野ダムへ行けば、やっぱりベイトタックルでハードルアーも投げたい。
いろいろなポイントを回って、その日に試したい釣りもあります。
まずはそういう釣りを楽しんで、それでも反応を得られなかった時に、
「最後に自分の一番自信のある釣りをやって、それでダメなら仕方ない」
そんな気持ちで向かうのが堰上池です。
堰上池への行き方・入口
ナビで堰上池付近まで来ると池の位置は確認できますが、初めて訪れる場合は入口が少し分かりにくいと思います。
道路沿いに駐車スペースがあり、堰上池への入口もそのすぐ近くにあります。
ここでは地図上でも、**「駐車スペース&入口」**としてまとめて表示する予定です。
入口さえ見つければ、その先で迷うような場所ではありません。


草のある道を進みますが、歩く場所は分かります。

入口から数十秒ほど歩けば、堰上池に到着します。
時期によっては道中に蜘蛛の巣が張っていることがあります。
私も何度か顔に蜘蛛の巣がついたことがあるので、苦手な方は少し注意してください。


堰上池で私が狙っているポイント
堰上池では、岸から自由にキャストできる範囲はそれほど広くありません。
その中で私がまず狙うのが、対岸の草際です。
まずは一番遠い草際から狙う
私の場合、最初は一番遠い草際へキャストします。

まず画像の赤丸のポイントから始め、そこから立ち位置を横へ移動しながら
少しずつ近い草際を狙っていきます。
草際を一通り探った後は、キャストできるオープンエリアにも投げて反応を確認します。
そこで反応がなければ、再び草際へ。
私はそんな感じで、限られた範囲を何度か繰り返して探っています。
草際の20cmほど手前で出た一匹
前回の釣行では、草際から20cmほど手前へダウンショットをキャストしました。
着水後のフォール中に、何となく違和感がありました。
そこでロッドをゆっくり横へ動かして確認してみたのですが、魚の重みは感じません。
ところが、ラインだけが動いています。
もう一度ゆっくり聞いてみても、やはり魚らしい重みは感じませんでした。
それでもラインは動いている。
「魚かもしれない」
そう思って一か八かで合わせると、バスがヒットしました。
おそらく最初のフォールでワームを咥え、その時点ではまだフックが刺さっていなかったのではないか。
そして最後に合わせたことでフッキングしたのではないか。
実際に水中を見ていたわけではないので、これはあくまで私の想像です。
でも、こうやって**「水の中で何が起きていたんだろう?」と考えることも、釣りの楽しみのひとつ**だと思っています。
この経験から、草際ではワームを動かし始めてからだけでなく、着水直後のフォール中もラインを見るようにしています。
岸から1mほどの沈み物で起きたこと
岸から1mほどのところに、大きな沈み物があります。
以前、その周辺に2匹のバスが付いているのを見つけたことがありました。
その2匹を狙ってルアーを通したところ、見えていた魚まで届く手前から、別のバスが下から出てきてヒットしました。
しかも釣れたのは、見えていた2匹より少し大きなバスでした。
それ以降、この沈み物にバスが付いているところは確認できていません。
そのため「ここに投げれば釣れる」という場所ではありません。
ただ、この経験から、見えている魚だけではなく、岸近くの沈み物や、その周辺・下にいる魚も意識するようになりました。
遠くの草際へ投げることばかり考えず、足元に近い場所も一度見てみる。
それも堰上池を狙う時のヒントになるかもしれません。
張り出した木の下も今後狙ってみたい
これまで私が釣りをしていた場所の少し先にも、道のようになっている場所があります。

(画像およびマップ、オレンジ矢印参照)
私自身、最近までそこへ入ったことがなく、この記事用の写真を撮るために歩いてみて初めて気づきました。
そこには水辺へ近づける場所があります。
そして気になったのが、水面側へ大きく張り出した木です。


木の下には陰ができています。
周囲には枝があるため通常のキャストは難しそうですが、私はここへピッチングでルアーを入れてみたいと思っています。
可能なら木の下だけでなく、さらに奥側も狙ってみたい。
ただし、ここではまだ実際に釣りをしていません。
釣れるポイントとして紹介しているのではなく、私自身が「次に試してみたい」と考えている場所です。
実際に狙ってみてどうだったのかは、今後確認していきたいと思います。
私が堰上池でやっている釣り方とタックル
堰上池では以前、ミノーなどいろいろなルアーを使っていました。
実際、アメミノーで釣れたこともあります。
それでも最近は、気づけばダウンショットを使うことが多くなりました。
理由のひとつは、私の場合、ダウンショットが魚からの反応を得やすいこと。
そしてもうひとつは、堰上池を「最後の切り札」と考えていることです。
最後に頼る場所だからこそ、
自分が一番自信を持っている釣りをする。
私にとって、それがダウンショットです。
青野ダムの他のポイントでは「あれも投げよう、これも試そう」と複数のタックルを用意することがあります。
でも堰上池なら、私はスピニング1本で割り切れます。
もちろん、これは堰上池ではダウンショットが正解という意味ではありません。
ベイトタックルでハードルアーを投げるのもいいと思います。
それぞれの釣り人が、自分の得意な釣りで狙えばいい。
ここから紹介するのは、あくまで私が“切り札としての堰上池”をどう釣っているかです。

僕が堰上池でよく使っているのがダウンショットです。
ワームやシンカーの重さ、実際の動かし方は、
で詳しく紹介しています。
私がダウンショットでイメージしている動き
私がダウンショットでシェイクする時にイメージしているのは、元気に泳ぎ回るワームではありません。
弱ったものが、その場で小さくピクピクしているような動きです。
元気に動くものへ魚が反応するなら、ハードルアーでも狙える。
私はそう考えているので、ダウンショットでは逆に「弱さ」を見せたいと思っています。
まず、小さくシェイクして魚にワームの存在を気づかせる。
そして止める。
最後にラインテンションを抜いて、ワームを底へ落とします。
私のセッティングでは、その時にワームが落ちる距離は10cm前後。
頭の中では、
ピクピクする
→ 止まる
→ 最後に力尽きたように落ちる
そんな動きをイメージしています。
もちろん、魚が本当にそう感じているかは分かりません。
あくまで、私が水中を想像しながら操作しているイメージです。
シンカーの重さによってシェイクも変える
シェイクの方法も、いつも同じではありません。
意識しているのは、ロッドをどう動かすかよりも、水中のワームを大きく動かしすぎないことです。
3.5gのような軽めのシンカーでは、ラインを大きく揺らすと仕掛け全体の動きも大きくなりすぎるように感じます。
そのため、小さく「チョン、チョン」と動かすことが多くなります。
逆に飛距離を求めて7gのような重めのシンカーを使う場合なら、細かくチョンチョンするより、ラインを揺らすようなシェイクを使うこともあります。
操作方法そのものを決めているのではなく、最終的にワームが弱ったように小さくピクピクする動きになるよう、自分なりに調整しています。
昔の私にとって、ダウンショットは「シェイクする釣り」というイメージが強くありました。
今でもシェイクが重要だという考えは変わっていません。
ただ現在は、
シェイクする・止める・落とす。
このすべてがダウンショットの有効なアクションだと考えて使っています。
堰上池では5gを使う理由
私が普段スピニングのダウンショットで基準にしているシンカーは3.5gです。
しかし堰上池では5gを使っています。
理由は飛距離です。
堰上池には周囲や頭上に木があり、いつでもロッドを大きく振ってフルキャストできるわけではありません。
一方で、最初に狙いたい一番遠い草際まではルアーを届けたい。
3.5gでは、その状況で私が欲しい飛距離を出しにくい。
そこで5gを使っています。
7gにすればさらに飛距離は出せますが、Lクラスのスピニングロッドでは、私の場合ダウンショットの操作性が落ちるように感じます。
そのため現在は、
必要な飛距離とダウンショットの操作性。
そのバランスが取れる重さとして5gを使っています。

6.8ftから6ftへ。次回試してみたいこと
現在、堰上池で使っているのは6.8ftのLクラスのスピニングロッドです。
このロッドで実際に魚も釣れているので、使えないわけではありません。
7.2ftクラスのロッドでも、周囲に気をつければキャストすることはできます。
ただ堰上池には頭上や横に木がある場所が多く、6.8ftでも場所によっては少ししゃがんでキャストすることがあります。
そこで次回は、手持ちのスピニングロッドで最も短い6ft ULのテムジン・エアリアルを試してみる予定です。
6.8ftと6ftでは、長さにして約20cm違います。
この20cmが、堰上池ではどれくらい変化になるのか。
私が確認したいのは、単純に短いロッドの方がいいのかどうかではありません。
キャストやロッド操作がどれくらい楽になるのか。
枝などを気にする場面が減り、トラブルレスにつながるのか。
そして、一番遠い草際まで必要な飛距離を確保できるのか。
この3つです。
取り回しが良くなっても、狙いたい場所まで届かなければ意味がありません。
逆に飛距離が少し落ちても、必要な場所まで届き、操作性やトラブルレス性が大きく上がるなら、6ftを使う意味が出てきます。
これはまだ試していないので、次回の釣行で確認してみたいと思います。
まとめ|サイズに関係なく一匹とのやり取りを楽しむ
青野ダムはデカバスで知られるフィールドです。
せっかく青野ダムへ来たなら、大きなバスを釣りたい。
その気持ちは私にもあります。
やっぱり大きなバスが釣れればテンションは上がります。
でも、バス釣りの楽しさはサイズだけではないと思っています。
小さなバスでも、アタリを感じる。
ラインが動く。
合わせる。
ロッドが曲がる。
そして魚とやり取りして、一匹を手にする。
その一連の時間そのものが、バス釣りの楽しさです。
私にとって堰上池は、青野ダムへ来て最初に向かう場所ではありません。
本湖でやりたい釣りをして、それでも反応がなく、
「サイズは関係ない。最後に一匹とやり取りしたい」
と思った時に頼る場所です。
だから“切り札”。
この記事で紹介した草際を同じように狙ってもいい。
私と同じようにダウンショットを使ってもいい。
逆に、自分が得意なハードルアーや別のリグで狙ってもいいと思います。
ここで紹介したポイントや私の経験をひとつのヒントにして、自分なりの堰上池の釣り方を考えてみてください。
そして大きさに関係なく、そこで出会った一匹とのやり取りを楽しんでもらえたらと思います。

堰上池以外にも、実際に釣行・撮影した青野ダムのおかっぱりポイントをまとめています。



コメント