青野ダムの六部橋東側には、減水時に特徴的な地形が姿を現す場所があります。
一見すると何の変哲もない岸沿いですが、水位が下がると、広いフラットから急激に落ち込むブレイクや、岩・石の多い斜面などを確認できます。
今回は、減水時と満水時に現地で撮影した写真をもとに、このエリアの地形と、実際に釣りをして感じたことを紹介します。
六部橋東側・水中島北側の場所
今回紹介するポイントは、以前の記事「青野ダム・六部橋のバス釣りポイント」で紹介したポイントからさらに東側、ちょうど水中島の北側にあたるエリアです。
駐車スペースは六部橋のポイントと同じ場所を利用しています。
詳しい位置関係は、下のマップを参考にしてください。

※地図上の番号と矢印は、記事内で掲載している写真の撮影位置と撮影方向を示しています。
減水時に見える水中地形
フラットから急激に落ちる土のブレイク
今回紹介するエリアで、僕が特に面白いと感じているのが、フラットから急激に落ち込むブレイクです。
減水時には比較的平坦な地形が広がり、その端を境に、一気に急な斜面へと変化している様子が確認できます。
ブレイクの上部は土が中心ですが、下へ進むにつれて岩や石が多くなっていきます。
青野ダムにはさまざまな地形がありますが、これほどフラットと急斜面の境目がはっきりしている場所は、僕が見てきた中でも珍しいと感じています。
満水時にはこの地形が水中に隠れてしまうため、水面を見ているだけではブレイクの位置や形状を把握するのは難しいと思います。

MAP黒色矢印①

MAP黒色矢印②

MAP黒色矢印③

MAP黒色矢印④

MAP黒色矢印⑤
岩・石が多い緩やかな斜面
急なブレイクの隣には、比較的緩やかな傾斜が続くエリアがあります。
こちらは土が中心のブレイクとは違い、大小さまざまな岩や石が多く見られるのが特徴です。
減水時には、岸から水際まで岩や石が広がっている様子を確認できます。
満水時にはこれらの岩や石も水中に沈むため、急なブレイクとは異なる地形の変化を狙える場所だと考えています。
ただし、岩や石が多い分、ルアーの根掛かりには注意が必要です。

MAP青色矢印⑥

MAP青色矢印⑦

MAP青色矢印⑧
小さなワンドと流木・枝などのカバー
フラットと急なブレイクがあるエリアの奥には、小さなワンド状の入り込みがあります。
減水時にはワンドの奥まで地形が見え、岸際には流木や枝、落ち葉などが集まっている様子を確認できます。
また、ワンドの奥には護岸があり、周囲とは少し違った地形になっています。
満水時には緑の草が生えている辺りまで水位が上がるため、減水時に見えていた流木や枝などが水中のカバーになる可能性があります。
ただし、減水時に取材した際はヘラブナ釣りをされている方が多く、このワンドで実際にルアーを投げることはできませんでした。
今後、釣りができる状況であれば、実際に探ってみたい場所です。

MAP赤色矢印⑨【ワンド手前|岸から急に落ち込む地形】

MAP赤色矢印⑩【ワンド内|比較的緩やかな斜面に変化】

MAP赤色矢印⑪【ワンドの反対側|再び傾斜が急になる】
満水時と減水時の違い
減水時には、フラットや急なブレイク、岩や石の多い斜面など、さまざまな地形を目で見て確認できます。
しかし、満水時にはこれらの地形の大部分が水中に隠れ、岸から見える景色は大きく変わります。
特に今回紹介したフラットと急なブレイクは、満水時にはどちらも水中に沈んでしまいます。
減水時の写真と満水時の写真を見比べることで、普段は見えないブレイクの位置や、フラットがどこまで広がっているのかをイメージしやすくなると思います。
また、水位によって釣りができる立ち位置も変わります。減水時には歩けた場所でも、満水時には水中に沈んでしまうため、岸から狙える範囲にも違いが出てきます。
このような地形を知っておくことで、満水時にも狙う場所やキャストする方向を考える手がかりになります。

MAP黄色矢印⑫【満水時|岸際の地形の多くが水中に隠れています。】

MAP黄色矢印⑬【減水時|満水時には見えない岩や石、根、流木などを確認できます。】
地形を意識した狙い方
フラットをダウンショットで狙う
今回の釣行では、フラットになっている場所をダウンショットリグで探りました。
実際に小バスを釣ることができ、このフラットにもバスが入っていることを確認できました。
ただし、今回使用したタックルでは沖の急なブレイクまで十分に探ることができず、ブレイクそのものは未検証です。
沖の急なブレイクをキャロライナリグで狙ってみたい
実際にこの場所で釣りをした際は、手前のフラットをダウンショットリグで探り、バスを釣ることができました。
一方で、減水時に確認していた沖側の急なブレイクまでは、十分に探ることができませんでした。

MAP茶色矢印⑭
減水時に確認できる急なブレイク。満水時にはこの地形が水中に隠れます。
釣行後に改めて地形を振り返ると、このブレイクは、ある程度飛距離を出せるキャロライナリグで狙ってみるのも面白そうです。
ブレイクまでルアーを届け、斜面に沿って探る方法と、ブレイクを横切るように探る方法の両方を、次回以降に試してみたいと考えています。
また、周辺には岩や石も多いため、根掛かりには注意が必要です。
まとめ|見えない水中地形をイメージして釣る
今回紹介した六部橋東側・水中島北側のエリアは、フラットから急激に落ち込むブレイクや、岩・石の多い斜面、小さなワンドなど、狭い範囲にさまざまな地形があるポイントです。
減水時には、普段は水中に隠れている地形を目で見て確認できます。
実際にフラットではダウンショットリグで小バスを釣ることができましたが、沖の急なブレイクなど、まだ試してみたい場所も残っています。
満水時には見えなくなる地形も、一度その形を知っておけば、狙う場所やキャストする方向を考える手がかりになります。
ただルアーを投げるだけでなく、水中の地形を想像しながら釣りをする。
そんな楽しみ方ができるのも、バス釣りの面白さの一つだと思います。
青野ダムのほかのポイントも見る
今回紹介した六部橋東側・水中島北側以外にも、青野ダムには水位や季節によって特徴の変わるポイントがあります。
六部橋・末西公園・堰上池・堰下エリアなど、実際に現地で確認したポイントをまとめています。



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